さて前回までで屋根回りの塗装を終えたTOMIX旧製品485系ひたち。

次なる作業として、中間連結器のアーノルドカプラーを交換することにしました。

TOMIX 485系ひたち

・・・現行製品に近づけるならば、TNカプラーへ換装するのがセオリー?と思いますが、パッと見では旧製品の485系はTNカプラーの取付が非対応?な構造になっているようです。

※ちなみに先日自宅で見つけた「TOMIX総合カタログ 1998-1999」には、この旧製品の485系ひたちセットが掲載されていた=20年以上前の代物ということがわかりましたので、無理もない話かもしれません。

しかしその一方で、車端部のトイレタンク(なんとも薄っぺらいですが)がモールドで表現されていましたので、これをそのまま活かそうということで「KATOカプラー密連形A」を使用することにしました。

・・・ただ交換するといっても、金属の留め具を外すのがちょっと面倒(※単に不慣れなだけともいう)、そもそも違うメーカーのカプラーを使用するため、カプラー本体・受け部分の両方を削ったりと、地味~に時間のかかる作業でした(笑)

とりあえずカプラーの交換は終わりましたが、先頭車・動力車を除く台車が集電非対応のままなので、こちらは将来的にパーツが手に入るのであれば解決してあげたいですね。

TOMIX 485系ひたち

屋根回り、足回りと作業しましたので次はいよいよ車体に・・・ということで、まずは妻面の貫通幌に手を加えることにしました。

旧製品の貫通幌は車体と一体成型モールドになっているため、カラーリングも車体と同じ白色になっています。

マスキングして幌部分だけグレーで塗装することも考えたのですが、やや屋根回りのマスキングで燃え尽き気味(笑)だったのと、やはり別パーツの方が見た目は良さそうと思いましたので、TOMIX分売パーツ(品番:PH6005)を調達し、取り付けることにしました。

ただ既存のモールドにそのまま幌パーツを取り付けると、さすがに飛び出しすぎるかなと思いましたので、他の妻面のモールドに干渉しない程度に削ってから、瞬間接着剤で取り付けました。・・・相変わらず地味な作業ではありますが、だいぶイメージは変わったと思います。

TOMIX 485系ひたち

そして最後は先頭部分。

クハ481-300は勝手に私の中で下り(水戸・勝田寄り)先頭車という想定にして、現行のHG製品で余剰となっていたジャンパ栓パーツを取り付けてみました。・・・たったそれだけのことなのですが、個人的には現行製品のイメージに結構近づいたと自己満足しています(笑)

一方のクハ481-0ですが、スカートを「併結対応にしてみました風」の雰囲気を出すため、greenmaxの「鉄道カラースプレー No.10:黒色」で部分塗装してみました。・・・所詮既存のスカートを黒で塗っただけなので間近で見てしまうとアレですが、遠目で見ればごまかせなくもない感じにはなった・・・と思います。

あと車体と一体成型になっている国鉄特急の代名詞?たる特急シンボルマークが、個人的にちょっと気にいらなかったので、これまた現行のHG製品(Bセット)に付属していた余剰パーツをつけてみました。

・・・完全に自己満足なのですが、やはりHG製品用のパーツ?を取り付けると、旧製品とはいえだいぶイメージがあがるような気がします。


あと残すはヘッドマークですが・・・調べたところ、鉄道模型用のシールを販売しているペンギンモデル製品に、「ひたち」のイラストマークがありましたので通販サイトで注文。

とりあえず到着を待って、貼付⇒仕上がった姿をご紹介したいと思います。


⇒次回へ続く