7月1日(水)に東神奈川の地で再オープンを果たした【鉄道模型とレンタルレイアウトのお店 PLUSPORT(プラスポート)】ー。

『早速車両を走らせてみたい!!』ということで、わずかな時間ではありましたが高架線・地上線ともに1線ずつ、新レイアウトを利用させていただきましたので、それぞれの見どころ?をご紹介させていただきたいと思います。

PLUS-PORT プラスポート

まずは高架線側からということで、前回の記事とは違うアングルで改めてご紹介。

パッと見での大きな変化点としてはやはり、新横浜時代では見られなかった山、そして水面が情景として製作されていることでしょうか。

このうち山の部分についてはまだ素材であるスタイロに下地塗装を行った状態となっておりますが、これから少しずつ緑化やストラクチャーの配置を進めていくとの事でしたので今後の進捗が楽しみですね。

さて続きましては車両が走っている時の様子をご紹介ー。

PLUSPORT プラスポート

この日は2番線を利用させていただきましたが、プラスポート様の新レイアウトを走る記念すべき第1号車として(もはや言うまでもなく)京阪8000系に登場いただきました(笑)

1・2番線については新レイアウトでも新幹線車両(25m級16両編成相当)の利用を想定した路線ということですが、新幹線に限らず京阪電車でも全然似合いますね。(と思っている私だけ?)

ちなみに2番線をはじめとする新高架線の主な特徴ですが、新横浜時代の違いは主に以下の点が挙げられます。

1.車両を置いたり回収するための通称「セットアップ線」の廃止。
2.連続複線トラス鉄橋区間の廃止。
3.情景に山を設置したことに伴うトンネル区間の設定。

また1・2番線だけの特徴として以下の点も挙げられます。

4.1番線のオプション路線化(※1番線を利用する場合、必ず2番線とのセット利用に)
5.ヤードの廃止。(車両の留置は駅部分のみに)

このうち4.については建物の構造上、6線分の運転スペースを確保するのが少々厳しかったため、新横浜時代、最も2線利用の多かった1・2番線を集約したとのことで、店舗移転ならではのご苦労をお話いただきました。

また5.についてはレイアウト全体が少々コンパクトになったことも影響はあるそうですが、それよりも新高架線最大の目玉?にスペースを割いたための処置ということでした。
その目玉というのがー。

PLUSPORT プラスポート

前回の記事にも書きました、フレキシブルレールを使ったカーブ(以降フレキカーブ)区間です!

このフレキカーブは1・2・5・6番線に導入されたそうで、特に1・2番線はすべてフレキカーブにしたというこだわりぶり。画像の区間のカーブ半径はなんと1,000mm(※それ以外のフレキカーブ半径は800mm)ということで、既製品(TOMIXのFineTrackシリーズ)と比べてみても圧倒的に緩いです!

私が用意した京阪8000系は19m級8両編成になりますが、これが100系やN700系といった25m級16両編成の新幹線車両が走ろうものなら、その時の見た目の良さはより格段に上がるのではないでしょうか?

個人的に1・2番線についてはこの半径1,000mmのカーブ区間が最もオススメの撮影スポットだと思います。・・・正直ヤードを廃止してまでも設置した価値は十分すぎるほどあると思うくらいオススメです。ぜひこの記事をご覧になっているNゲージユーザーの皆様もご利用いただければと思います。



・・・と、超久しぶりに家の外で模型を走らせられたという喜びも重なったことで、本当に一瞬で時間が過ぎ去ってしまいました。

このままでは閉店=地上線で遊ぶ時間がなくなってしまいそうだったので慌てて撤収、地上線側の路線もお試しをすべくレイアウトの反対側へと場所を変えるのでした(笑)


⇒次回へ続く