天賞堂「T-Evolution」東急7200系④ (2021年7月29日)
カテゴリー: 東急電鉄―鉄道模型―
投稿者: 谷風皐月
ということで天賞堂から発売されました、1/80スケール「T-Evolution」シリーズの東急7200系。今回は車両セットの発売からだいぶ遅れて発売されました、パンタグラフを紹介いたします。
それがこちら。パンタグラフの形式はPT44型で、東急7200系各種セット(※天賞堂の品番:65009~65011)用に発売されたものになります。
・・・私が把握している限り、Nゲージ用のパンタグラフでPT44型は発売されておりません(※TOMYTECの鉄コレではPG16を指定、GreenmaxのパンタグラフもPT42NまたはPT43Nで代用)ので、7200系用にピンポイントでこのPT44型が製品化されたのは地味にすごいなと思いました。
さてそんな製品ですが、ご覧のようにパンタグラフ本体と碍子が別パーツになっています。写真だとわかりづらいですが碍子の形状は2種類あるようでして、車体の屋根に取り付ける際に使用するようです。
1/80スケール用のパンタグラフは初めて手にしますので、1/150スケールのNゲージとはこういったところも違うんだなぁと(今さらながら)学ぶのでした。
参考までに車両セットに付属するダミーのパンタグラフパーツと比較ー。製品では上枠、下枠、主ばねといった部分が金属パーツになっております。
・・・個人的にはダミーのものでも結構ディティールはいいなと思っていたのですが、実際に比較してみるとその差は歴然ですね。
驚いたのは集電シューのすり板部分が塗装されていることと、実物と同様バネでパンタグラフが上昇することでした。
・・・この辺りも1/150スケール=Nゲージとは異なっている部分でして、車両に取り付けずともパンタグラフだけで少しの間遊んでしまいました(笑)
そして実際に車体の屋根に取り付けた様子がこちら。
屋根回りは前回の記事(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=5228)でご紹介しましたとおり、全体的に塗装しましたので非常に高いクオリティーのパンタグラフとの見栄えのバランスは多少は取れているように思えます。
最初は車両セットに付属するダミーのパンタグラフでもいいやと考えていた(ため、わざわざ塗装した)のですが、実際に交換してみると、やはりパンタグラフの上昇&下降ができることと、金属パーツを用いた仕上がり感が非常によくて正解だと思いました。
・・・余談ながら注意点?としまして、もし東急7600系や、検測車のデヤ7200・デヤ7290などに改造される場合、パンタグラフの集電シューのホーンは製品の1本タイプではなく、2本のタイプとなりますので、若干の改造が必要になろうかと思います。
ということで初めてとなる1/80スケールの東急電鉄の模型紹介でした。
正直なところ天賞堂の「T-Evolution」シリーズの値段であれば、製品によりますがNゲージの車両セットよりも全然安いので、今回のように東急電鉄の車両に限らずとも、心惹かれる車両が出ようものなら手を出してしまいそうで、一気に1/80スケールの世界の門戸が開かれたように思います。
今後実際に増えていくのかどうかは分かりませんが、1/80スケールにもだいぶ関心が増えたことは事実ですので、今後の展開に期待したいと思います。
ーおしまいー
それがこちら。パンタグラフの形式はPT44型で、東急7200系各種セット(※天賞堂の品番:65009~65011)用に発売されたものになります。
・・・私が把握している限り、Nゲージ用のパンタグラフでPT44型は発売されておりません(※TOMYTECの鉄コレではPG16を指定、GreenmaxのパンタグラフもPT42NまたはPT43Nで代用)ので、7200系用にピンポイントでこのPT44型が製品化されたのは地味にすごいなと思いました。
さてそんな製品ですが、ご覧のようにパンタグラフ本体と碍子が別パーツになっています。写真だとわかりづらいですが碍子の形状は2種類あるようでして、車体の屋根に取り付ける際に使用するようです。
1/80スケール用のパンタグラフは初めて手にしますので、1/150スケールのNゲージとはこういったところも違うんだなぁと(今さらながら)学ぶのでした。
参考までに車両セットに付属するダミーのパンタグラフパーツと比較ー。製品では上枠、下枠、主ばねといった部分が金属パーツになっております。
・・・個人的にはダミーのものでも結構ディティールはいいなと思っていたのですが、実際に比較してみるとその差は歴然ですね。
驚いたのは集電シューのすり板部分が塗装されていることと、実物と同様バネでパンタグラフが上昇することでした。
・・・この辺りも1/150スケール=Nゲージとは異なっている部分でして、車両に取り付けずともパンタグラフだけで少しの間遊んでしまいました(笑)
そして実際に車体の屋根に取り付けた様子がこちら。
屋根回りは前回の記事(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=5228)でご紹介しましたとおり、全体的に塗装しましたので非常に高いクオリティーのパンタグラフとの見栄えのバランスは多少は取れているように思えます。
最初は車両セットに付属するダミーのパンタグラフでもいいやと考えていた(ため、わざわざ塗装した)のですが、実際に交換してみると、やはりパンタグラフの上昇&下降ができることと、金属パーツを用いた仕上がり感が非常によくて正解だと思いました。
・・・余談ながら注意点?としまして、もし東急7600系や、検測車のデヤ7200・デヤ7290などに改造される場合、パンタグラフの集電シューのホーンは製品の1本タイプではなく、2本のタイプとなりますので、若干の改造が必要になろうかと思います。
ということで初めてとなる1/80スケールの東急電鉄の模型紹介でした。
正直なところ天賞堂の「T-Evolution」シリーズの値段であれば、製品によりますがNゲージの車両セットよりも全然安いので、今回のように東急電鉄の車両に限らずとも、心惹かれる車両が出ようものなら手を出してしまいそうで、一気に1/80スケールの世界の門戸が開かれたように思います。
今後実際に増えていくのかどうかは分かりませんが、1/80スケールにもだいぶ関心が増えたことは事実ですので、今後の展開に期待したいと思います。
ーおしまいー