久しぶりの東急田園都市線撮影③ (2021年10月14日)
ということでやってまいりました東急8500系。
1975年(昭和50年)にデビューしてから全盛期には10両編成40本400両を数えた8500系も、撮影日時点で残り4本(8622F、8630F、8631F、8637F)となりました。
私自身は長年撮影を続けている車両なので、この日も特段狙っていた訳ではないのですが、やはり数が減ると希少価値があがるということなのか、狙って撮影される方の数が急増している現実を見ると、8500系もいよいよ引退するんだなぁというのを実感します。
ちょうど後続の準急列車が東急2020系だったので、田園都市線の世代交代をイメージして両車を撮影ー。
8500系は1975年(昭和50年)デビュー、2020系は2018年(平成30年)デビューということで、その差は実に40年以上。
コルゲートが目立つ側面の8500系に対し、レーザー溶接により継ぎ目がほとんど目立たないフラットな側面となった2020系の両者を見比べてみると、ステンレス製通勤車両の進化を感じます。
2020系はいかにも最近の車両らしい?スタイリッシュな感じでいいのですが、2020系と比べれば武骨な印象に見える8500系もまたいい車両です。私が生まれた頃からこの銀色コルゲートを見続けてきたのですが、今でもステンレスの輝きは全く失われておらず、いつ見ても「いいなぁ」と思います。
古き良さ(8500系)と新しい風(2020系)ー。
東急田園都市線の時代の切り替わりを身をもって感じるのでした。
→次回へ続く