超定番撮影地の大和田駅をあっさりと離れ、次に向かいましたのは中書島駅。

実は野江駅から大和田駅へ各駅停車で移動している途中、9月25日以降運用に入っていないと言われていた(※遠征時点での話)2200系の準急に追い越される!・・・というまさかの展開になりまして、同行メンバーから2200系の折り返し列車を撮影したい!という要望に応える形で移動してきたのでした。

一方の私はといいますと、もちろん2200系も撮影したいとは思ったのですが、真の狙いは宇治線。

期間限定で宇治線を走っているとある編成を撮影したかったのですが、当日走っているかどうかわかりませんので、宇治線の運用調査もできるということで中書島駅へやってきたのですがー。

京阪電鉄 宇治線

私たちが中書島駅に到着した時点で、宇治線ホームに停車していたのがまさに私の撮りたかった、とある編成こと13001Fでした。

宇治線沿線が舞台となっている作品【響け!ユーフォニアム】とのコラボ企画が今年も9月から開催されておりまして、月代わりで13001Fに副標(ヘッドマーク)が掲示されています。

・・・私個人としては10月デザインの副標をどうしても撮りたくて(※理由は割愛)、こうしてやって来た訳ですが、大和田駅での8003Fの撮影に続き、あっという間に今回の遠征目標を達成してしまいました(笑)

とりあえず13001Fがこの日、宇治線を走っていることがわかりましたので2200系が出町柳駅から戻ってくるまで、中書島駅で京阪本線の撮影をすることにしました。

京阪電鉄 8000系

ということで早速下り列車の撮影をはじめたのですが、やってきたのは先ほど大和田駅で撮影した8003Fの特急でした。

前回の記事でも紹介しましたが、8003Fには叡山電鉄鞍馬線の全線運転再開を記念した副標が掲示されています。前後でそれぞれ違うデザインとなっており、上り方が新緑の中を走る902F(メープルオレンジ色)、一方の下り方(画像)は紅葉の中を走る901F(メープルグリーン色)のデザインになっております。

・・・短時間の間に上り、下りと8003Fを撮影できましたので、なんとも効率がいい日でした(笑)

ちなみに現行の土休日ダイヤの特急ですが、早朝と夜間を除いて8000系が充当される運用になっていますので、日中時間帯においては特急=8000系となります。・・・快速特急「洛楽」の運用が3000系に変更となった分、8000系の運用は特急のみとなりましたので、列車種別的な意味?でも特急専用車となりました。引き続き京阪特急の代名詞として活躍を続けてほしいですね。


京阪電鉄 3000系

さてその少し後にやってきましたのは3000系の快速急行ー。

日中時間帯を走る快速急行が設定されるのは約10年振りということで、久しぶりに乗車&撮影することができるようになりました。(※少なくとも私が京阪電鉄沿線へ訪れるようになって以降、真っ昼間に快速急行を撮影するのは初めてな気がします。)

ちなみに現行ダイヤの快速急行ですが、特急や快速特急「洛楽」と同様、プレミアムカーサービスが提供されますので、基本的に3000系が充当されています。

・・・3000系は快速急行用として導入された車両なので、約10年振りに導入当初の役割に返り咲いた形になりますでしょうか。ただ快速特急「洛楽」や、少数ながらも特急の運用にも入りますので、優等列車のオールラウンダーとして活躍が続きそうです。

前面の液晶ディスプレイと装飾灯がいずれも未使用の3000系はちょっと寂しい感じもしますが、快速急行の運用に入っている姿を見ると、なんかしっくり来ていいなぁと思いながら撮影を続けるのでした。


⇒次回へ続く