さて今回の遠征のメインターゲットである、【響け!ユーフォニアム】ラッピング電車の運用を確認できましたので、京阪大津線の撮影場所としては最も有名かつ定番の交差点で撮影を開始ー。

京阪 大津線

いつものように、石山坂本線、京津線とびわ湖浜大津駅を行き来する列車たちを撮影します。

この日の石山坂本線は【響け!ユーフォニアム】ラッピング電車以外にも【比叡山・びわ湖<山と水と光の回廊>】ラッピング電車(619-620号)も運用に入っておりました。

(いきなり模型の話に飛びますが)TOMYTECから『鉄道模型コレクションシリーズ』での製品化が決まったこちらのラッピング電車。実車は今年の2月下旬頃から走り始めておりますが、今回ようやく営業運転に入っている姿を撮影することができました。

・・・なんとなく、京阪線の3000系プレミアムカーや鋼索線の車両「あかね」「こがね」、はたまた叡山電鉄の観光車両「ひえい」や叡山ケーブルといったグループ会社の車両たちにも通じるデザインに見えますので、ここ最近の京阪グループのブランドイメージ?が大津線にも導入された感じでしょうか。個人的には前面が金と黒、側面が青の濃淡というカラーリングはなかなか大胆な感じでいいですね。

京阪大津線

ということで石山坂本線・京津線ともに運用が一巡するまで、撮影場所をちょっと変えつつもしっかりと撮影ー。

いつもより時間が早い(※地元から始発で出ても辿り着けない時間帯)こともあって、比較的自動車の交通量が少なく、京津線の800系を撮影できたのは収穫でした。ちなみに京津線も石山坂本線と同様に、朝の時間帯は車両運用が1本多いので、データイム時間帯と比べると(ちょっとだけではありますが)撮影できる頻度は高めです。

一方の石山坂本線ですが、この日朝早くから沿線へやってきたきっかけである、朝の時間帯だけ走る運用の車両は600形のトップナンバー編成(601-602編成)が充当されていました。

こちらの編成、つい先日(8月15日)から大津線開業110周年記念ラッピング電車として走り始めた(※京阪電鉄公式サイト上の「大津線開業110周年記念」ページ:https://www.keihan.co.jp/traffic/event/otsu110th/#event-01)そうなので、ちょうどラッピング作業に入る直前のタイミングで撮影できた感じでしょうか。

また、人気の高い?60型「びわこ号」塗装の600形(603-604編成)はこの日は運用に入らずお休みでしたが、2編成もラッピング電車が走っていれば十分過ぎるといっていいでしょう。

石山坂本線 ラッピング電車

そして今回のメインターゲットにして主役である【響け!ユーフォニアム】ラッピング電車(617-618号車)ー。

運行を開始してから初めての週末を迎えたタイミングということもあって、やはりというかこのラッピング電車がやってくる時間帯だけ、やたら撮影者の人口が激増する感じでした(笑)かくいう私も全く人のことは言えないのですが、やはりアニメ作品のラッピング電車の人気は非常に高いですね。

特に今回の【響け!ユーフォニアム】ラッピング電車は2024年2月頃まで運転されるということで、なんと月2回のペースで先頭部に掲示されている副標(ヘッドマーク)のデザインが変更される予定でいるのですから、運行が終了するまでは注目を浴び続けそうです。

私も今後、何回撮りにくるのか全くわかりません(笑)が、ひとまずこの日は上り・下りと1回ずつラッピング電車を撮影しましたので、いったん大津線の沿線を離れ、次なる目的地へと向かうことにしたのでしたー。


⇒次回へ続く