東急8090系 模型

ということで早速、【8090系大井町線赤帯編成】に小加工を行ってみました。

まずは前面。行先方向幕を懐かしい「緑色の二子玉川園幕」に変更しました。

こちらは東急電鉄ファンであれば誰もが知るネタであるかと思いますが、現在の二子玉川駅は2000年(平成12年)までは二子玉川園という駅名でした。

また1999年(平成11年)頃まで大井町線の発着番線は現在の2番線、3番線ではなく1番線、4番線発着だった関係で、どちらの番線に入線するかを容易に識別するために、従来の黒地+白文字の方向幕のほか、この緑地+白文字の方向幕が存在したのでした。

・・・私よりちょっと上以上の世代の方にとっては8090系といえば東急東横線で活躍していたころのイメージが強いかと思いますが、私にとっては「大井町線」という印象が非常に強いので、今回迷わずこの「緑色の二子玉川園幕」を採用しました。

東急8090系 模型

お次は製品の時代設定よりも古い、1999年頃までの姿ということになりましたので、それにリンクした加工(※というほど大変なものではないですが)を行います。

施工した内容は下記のとおりです。

・パンタグラフをシングルアームからひし形(=PT42N)へ換装。
・優先席ステッカーを現行の窓ではなく車体側面に貼られていた時代のものを貼り付け。

また、それ以外にもいつも通りの加工も施工してあります。

・列車無線アンテナ、車側灯の塗装
・クーラー、ドア間ゴムの墨入れ
・各種ステッカー(種別+行先表示器、号車表示、弱冷房車)の貼り付け

時代設定がちょっと昔の時代なので、車椅子スペースステッカーの貼り付けやパンタグラフの集電ホーンを塗らなくていいなど、いつもよりもさらにお気軽な加工内容となっております(笑)

東急8090系 模型

ということで第一弾の完成です。

今まではひたすら現行、または晩年仕様にこだわっておりましたが最近では8590系の大井町線仕様といい、ちょっと前の姿もやるようになりました。守備範囲の拡大は泥沼化のフラグでもありますが・・・自分の中で印象が深い車両の姿を再現するのもいいですね。

車両の様々な時代設定ができる、これもまた鉄道模型の魅力といえましょう。


⇒おしまい