さて浜大津駅まで戻ってきた私たち。

いつもであればここで運用が一回りするまで撮影するのがセオリーなのですが、今回は既に京阪石山駅周辺で撮影したこともあってあっさりスルーしましてー。

京阪 逢坂山

上栄町駅から京津線に乗ってひと駅隣の大谷駅で下車し、そこからちょっと歩いて京津線の逢坂山トンネルの真上へとやってまいりました。

・・・これだけ京阪電鉄の沿線に来ておいて、京津線の難所であり名所でもあるこの場所へ私は一度も来たことがなかったので、今回ようやく来ることができました(笑)

ということで今度は京津線の撮影することに。

京阪京津線 800系

逢坂山トンネルへ入るシーンや、大谷駅構内に進入するシーンなど、(有名なうなぎ屋さんの誘惑に耐えつつ?)あちらこちらと駅周辺を移動しつつ、日中15分間隔でやってくる800系を撮影しました。

山に囲まれ、ひたすら続く勾配区間に加えて急カーブ・・・といったロケーションはまさに「登山電車」といった雰囲気で、浜大津―上栄町間で併用軌道を走っているのと同じ車両とは思えませんでした(笑)

改めて京津線の不思議さというか魅力を実感しました。

京阪京津線 800系

駅の外でたっぷり撮影した後はプラットホーム上でもほんのちょっとだけ撮影ー。

それにしても800系は数ある京阪電鉄のカラーリングの中でも個性的ながら大変鮮やかな色あいなので、山の中でも非常に目立つので撮影しててとても楽しいですね。

ただ既にプレスリリースも出されておりますとおり、800系も2020年までに全編成が「シティ・コミューター」カラーに塗り替えられますので、この姿も後数年、ということになります。

山合いや併用軌道を現在の京阪本線と同じカラーリングの車両が走る、というのも非常に楽しみではあるのですが、登場以来今日に至るまで同じカラーリングをまとい続ける現在の800系のイメージもまた大変強いので、今度は両カラーリングがいる時にまたこの場所へきて撮影してみたいと思います。


⇒次回へ続く