KATO 東急電鉄5000系

こんばんは、谷風皐月です。

今回はKATOから発売されました「東急電鉄 田園都市線5000系10両セット」を紹介したいと思います。

・・・2015年3月に5050系4000番台が発売されて以来、KATOが送り出した東急電鉄シリーズの模型は、東横線で活躍する(orしていた)車両に特化【5050系4000番台(4107F、4109F、4110F「ShibuyaHikarie号」、5050系(5173F)、先代7000系】されていましたが、ようやく他の東急線の車両が製品化されました。

今回は田園都市線用の5000系ということで、「たまでんクラブ」における役割分担(東急編)では私が担当になっておりますので、サークル内でも先陣を切って購入しました。

(※昔は「東急」と聞いただけでニシヘヒガシヘ、アッチモトーキュー、コッチモトーキュー・・・と、片っ端から模型を集めておりました(笑)が、現在の私は【長津田検車区】ということで田園都市線・大井町線の車両に絞って増備しています。)

KATO 5000系

さて中身を早速見てみますと・・・。

今回も特別企画品の10両編成セットということで、5050系4000番台などと同じ、大きいサイズのブックケース2つに5両ずつ編成順(1~5号車、6~10号車)に納まっておりました。

ただ今回、5050系4000番台の時と違っているのは行先、種別などが印刷済ではなくシールとしてユーザー任せになっていることでしょうか?(※個人的にはこちらの方がありがたいです。)

製品は2018年現在の5103Fがモデルになっているようですので、種別はフルカラーLED表示、行先は3色LEDになっています。ちなみに収録されているのは以下のとおりです。


・種別・・・【各停】【各駅停車】【準急】【急行】
・行先・・・【中央林間】【長津田】【渋谷】【押上】【久喜】【南栗橋】
・他 ・・・【女性専用車表示(1号車用、10号車用)】【優先席表示】【遮光幕】


個人的には各停表示が東急線内の【各停】と東京メトロ線内の【各駅停車】が両方とも用意されていたり、女性専用車表示がちゃんと1号車、10号車で別れたりしているのは細かいな・・・と思いました(笑)

ただ種別表示が幕式の時代がいい!という方も中にはいらっしゃると思うので、この辺りを再現するのが他に同じ製品を持っていらっしゃる方と差別化を図るための1つのポイントでしょうか?

ただ5103Fだけでも超ざっくりで【登場時】→【6ドア車2両組込時代】→【再度オール4ドア車化】と形態が分かれるほか、細かいところを追求すれば登場時から現在に至るまでいくらでもいじりようがあるかと思います(笑)

KATO 5000系

とりあえずBセットの6~10号車(デハ5600、デハ5700、サハ5800、デハ5900、クハ5000)を出してみました。

側面表示が種別と行先で分かれているのはもちろん、単層の側扉窓なども再現されており、パッと見でわかる車体の違いはしっかり5050系4000番台と分けてきた感じです。

が、細かいところでいえば床下機器の配置。公式で「床下機器の異なる配置を再現。」と謳っておりましたが、確かにクハとサハは5050系4000番台と違っているように見える=新規ものの、デハは全く同じものを流用しているように見えます。


・・・と、見るべきところは他にもありそうなので、もう少し細かく見ていきたいと思います。


ー次回へ続くー