鉄コレ 京阪1900系

鉄コレの「京阪電車1900系冷房改造後5両セット」ー。

ひとまず付属パーツの取付、パンタグラフや走行パーツの交換、クーラーの墨入れをはじめとした細かい部分の塗装、はたまた車番・行先表示といったステッカー類の貼り付け・・・といった必要最低限の作業を実施したのですが・・・。

個人的には昨年の13000系よりも全体的に出来栄えがいい感じがしましたので、これ以上手を加えるような部分が思い浮かびませんでした(笑)

ただクーラーが屋根パーツと一体成型になっているなど微妙な部分もありましたので、もう少し時間が取れる時にクーラー部分だけ塗装して、屋根の色とハッキリ分けたいと思います。

鉄コレ 京阪1900系

さて、せっかくなので過去に発売された特急時代の1900系と並べてご紹介したいと思います
まずは先頭車から。

・・・前回でもちらっと書きましたが、外観上の変更点だけでも以下のとおりでして、大々的に変わっているのがおわかりになるかと思います。

・前照灯のシールドビーム化
・標識灯の更新
・車掌台窓の1枚窓化
・拝障器(スカート)の設置
・行先表示器の取付(前面・側面)
・2ドア→3ドア化
・冷房装置の搭載

・・・仮に特急時代の鉄コレを使って、今回の仕様を再現しようとすると、とてつもなく骨が折れることは明白。故に今回の製品化は本当に待ち望んでいた方にとっては待望といってもいいのではないでしょうか?

鉄コレ 京阪1900系

お次は中間車ー。

1900系の特急時代は京阪特急伝統のテレビカーが連結されておりましたが、3ドア化をはじめとした一般車に格下げ後は当然のことながら通常の中間車となりました。

もちろん座席もそれに伴いクロスシートからロングシート化。(※余談ながら模型の方もいかにも鉄コレらしい?簡素な作りではありますが、ちゃんと再現されております。)



1900系の後継車である3000系(先代)、そして現在も活躍する8000系はいずれも格下げ改造は行われておらず、特急車両として貫き通している(した)のに対し、1900系はご覧のように大きく変化を遂げました。

ただこうして新旧の1900系を並べられるのは鉄道模型の世界ならでは。

まして実車をおそらく1度も自分の目で見ることのないまま引退してしまった車両だけに尚更夢というかロマンを感じます(笑)

当初は特急車時代だけ持っておこうと思っていた考えはどこへやら、早くこの両車を並べて遊ぶ機会を設けたいと思います。


-おしまいー