京阪 男山ケーブル

久しぶりの男山散策を終え、再びケーブルの男山山上駅へ戻ってきました。

乗り場の案内といった掲示類は他の駅と同様、京阪お馴染みのデザインになっておりますが、自動改札機のない改札口など、駅舎そのものはほぼ昔のまま。レトロな光景に「今」が垣間見える、そこもまた男山ケーブルの魅力といえましょう。

さて、「あかね」に乗って男山を登ってきましたので帰りはもちろんー。

京阪 男山ケーブル

「あかね」と対をなす?「こがね」に乗って、山を下りることにしました。

こちらの「こがね」は、「あかね」が陽(太陽)の赤をイメージしたデザインだったのに対し、月の光をイメージしたデザインとのこと。

「あかね」同様メタリックフィルムでラッピングされておりますので、黄色というよりは金色が正確な色合いでしょうか?なんとなく8000系の車体色を構成しているうちの1つである「エレガントゴールド」に近い感じがします。

派手な印象はなく、どこか落ち着いた感じの金色になっていますので、個人的にはすごくこの場所に合っているかと思います。さすがは京阪電鉄のデザインセンス、といったところでしょうか。

京阪 男山ケーブル

帰りは進行方向一番後ろの席に座れましたので、あたかも運転展望?のような写真を何枚か撮影―。

以前の記事にも書きましたが、わずか数分の乗車時間ながらも橋梁あり、トンネルあり。さらに自動放送のバックに流れる音楽は向谷実氏の作曲。また乗りに来たくなる(※少なくとも私は)魅力を持ったケーブルといえましょう。

最後は「こがね」へと生まれ変わったケーブルの車両と、まもなく見納めとなる「八幡市」の駅名標との2ショット。・・・この組み合わせを見ることができるのはそんなに長くはないので本当いいタイミングで来ることができたと思います。

今度は「たまでんクラブ」メンバーたちと一緒に来よう(また行くんかいと言われそうですが。)と思いながら、ケーブルの八幡市駅を後にしたのでした。


⇒次回へ続く