さて、京阪本線→鋼索線と満喫した後は、私たちの遠征3日目ではお馴染みの自由行動タイムに突入。

八幡市駅で大阪方面へ向かう一部のメンバーたちと別れた私たちは京都方面へと向かいー。

京阪電鉄 京津線

京阪山科駅へとやってまいりました。狙いは言わずもがな京阪大津線(笑)

いつもの京阪遠征であれば遠征の初日に来ることが多いのですが、今回は珍しく遠征3日目での訪問となりました。ひとまず京津線に乗って、びわ湖浜大津駅まで移動することにしたのですが、この日京津線の運用に入っていた4編成の800系はすべて新塗装の編成でした。

「・・・さすがに京津線も新塗装の編成を見かけるのが当たり前になったなぁ。」と思いながら終点のびわ湖浜大津駅へと移動。いつもの撮影場所で石山坂本線を撮影することにしたのですがー。

京阪電鉄 石山坂本線

なんと運よく600形(603-604編成)、700形(709-710編成)ともにラッピングのない原色塗装の編成に出会うことができました!

特に600形の原色編成は、この日時点ではこの603-604編成しか存在していなかった(※残り9編成は新塗装化、あるいは何かしらのラッピングが施された編成)のでラッキーでした。

ちなみにこの603-604編成。かつてはカーマインレッド+マンダリンオレンジの旧特急色をまとっていたことで大変人気があった編成ですが、今では貴重となった原色=旧一般色として残っていますので、再び人気が上がっているのではないでしょうか。

一方、700形で新塗装化が完了した編成は、大津線の車両の中で1番最初に新塗装化が行われた707-708編成以来増えておりません。これは編成数が600形(10編成)や800系(8編成)よりも少ない(5編成)割に80型塗装をはじめとしたラッピング車が多いからかと思いますが、こちらも時間の問題なのは間違いありません。

京阪電鉄 石山坂本線

最後は「暑いから」という理由で日陰での撮影に徹していたのですが、せっかくなら順光サイドで大津線を撮りたいということで意を決して撮影することに。

ただこの日の大津は沿線で見かけた温度計を見たところ、なんと35度を超える猛暑ーいつもであれば1サイクル撮影(約1時間半程度)して撤収となるのですが、600形の原色編成が戻ってくるのを撮影するまでが精一杯でした(笑)

とはいえ厳しい暑さの中、だんだんと貴重な存在になってきた原色編成を撮影することができたのは大満足でした。ただこれからも大津線の車両の新塗装化は進みますので、引き続き経過観察?しに来ようと思いながら、合流地点に設定したJR京都駅方面へと戻るのでしたー。



初日は阪急、2日目は叡山電鉄、そして3日目は京阪電鉄と最初から最後まで「オール京阪電車」にならないよう配慮した今回の遠征。結果的には「京阪グループ」というカテゴリーが非常に濃い遠征になったような気がしますが、私たちの遠征で初めて行った&乗った、がようやくこなせたものも多かったので、大変充実した遠征でした。

ーおしまいー