京阪7200系 模型

はい、前回に続きGREENMAX(グリーンマックス)「京阪7200系(7201編成)7両編成セット」のご紹介ということで、今回は車両先頭部から。

せっかくなので実車の写真も一緒にアップしてみましたが、両車を比較してみますと、さすがに新規設計品なだけあって、かなりいい雰囲気じゃないかと思います。

個人的には標識灯・尾灯のサイズと、副標掛けの位置がほんのちょっとだけ気になります(たぶん気のせい)が、十分な出来栄えだと思います。

また、連結器回りやスカートの造形もなかなかいい感じですが、単色=グレーの成型色になっていますので色差ししてあげるともっと良くなるのではないかと思います。

京阪7200系 鉄道模型

お次は車体側面と妻面ー。

9000系や10000系といった塗装済キットベースの製品と比べてみますと、やはり新規設計ということでずいぶん変わった印象がしますね。

特に目立ったのは妻面の簡易運転台部分でしょうか。塗装済キットの方はライトこそ別パーツで再現されていましたが、今回の製品ではご覧のように窓枠やモールドなども表現されており、だいぶリアリティーが増しましたね。

ただ一方で塗装済キット時代にはあった、妻面扉のガラスは省略されています。・・・こちらは京阪3000系といった別製品も同じ仕様なのですが、単にコスト削減?といったところでしょうか。まぁこの辺は連結してしまえばほとんど気にならない部分ではあるので、さほど大きな問題ではないかと思います。

また、個人的に気になった部分としては車体側面の窓。ドアとかと比べて見るとちょっとサイズが大きいような気がします。なんとなく窓枠の銀色がそう感じさせるのかもしれませんね。(※あくまでも私個人の感想なので、勘違いである可能性は大いにありますので悪しからず。)

京阪7200系 鉄道模型

さてお次は台車や床下機器といった足回りー。

床下機器はおそらくGREENMAX製品あるあるということで、新規ではなく他の車両(阪急とか京急?)で採用されたパーツが流用されていようかと思います。・・・気になる方はとことん気になる部分になろうかと思いますが、私自身はパッと見た感じでは圧倒的or致命的なまでに違うという感じでもなかったので、とりあえずはこのままでいいかなと思います。

一方、台車の方はM車(両先頭車7200形・7250形および中間車7350形)とT車(中間車7700形、7900形、7750形、7850形)とで台車が異なっています。

実車は前者が軸梁式のKW-77B形、後者がSUミンデン式のFS-517C形ですが、手元の資料などと見比べてみた限りではいずれもそれっぽい形状になっているかなと思います。(※塗装済キットの方も作り分けられていました。)


ということで、見慣れている車両(※私自身は関東に住んでいるというのに、なんとも不思議?な話ですが。)せいか、他の車両の模型と比べて見ると、ちょいちょい思うところはあったのですが、トータル的には十分いい製品になっているかと思います。

次回は今回の記事で何度か話題にしました、塗装済キット時代の製品と比較してみたいと思います。


→次回へ続く