GREENMAX(グリーンマックス)から発売されました「京阪7200系(7201編成)7両編成セット」ー。

今回は塗装済キットとの比較を・・・と思ったのですがその前に、付属パーツの取付やシールの貼付、また細部の色差しを行いましたので、その様子をご紹介したいと思います。

京阪7200系 模型

ということで、ひととおりの作業を終えた後の様子がこちら。

・・・作業としましては私が購入するGREENMAX製品では定番なものばかりですが、以下のとおりー。

1.列車無線アンテナの取付・塗装【Mr.カラー No.115 RLM65 ライトブルー】
2.種別・行先ステッカーの貼付
3.スカート(排障器)の塗装【鉄道カラースプレー9番:ねずみ色1号】
4.連結器回りの色差し【鉄道カラースプレー10番:黒色】

ちなみに種別は【準急】、行先は【出町柳】と、京阪線を走る7両編成の列車としては定番とも言える組み合わせをチョイスしたのですが、これには理由がありましてー。

京阪7200系 鉄道模型

それは今回の製品に組み込まれた通過標識灯のギミック。

ご覧のように、ライトユニットに組み込まれたスイッチをON/OFFすることで、左右の通過標識灯を個別に点灯・消灯できるようになっております。

ちなみに京阪電鉄の場合、通過標識灯の点灯パターンは下記のとおりです。


①両側点灯・・・快速特急「洛楽」・特急・通勤快急・快速急行
②右側点灯・・・急行・通勤準急・準急・回送
③両側消灯・・・区間急行・通勤準急(※)・準急(※)各駅停車
④左側点灯・・・なし

※通勤準急・準急については実質各駅停車となる出町柳ー萱島間は消灯。


今までのGREENMAX製品ですと、通過標識灯は完成品は①、塗装済キットは③というのが基本でしたので、②のパターンは独自に加工を行わない限り再現することができませんでした。それが今回の7200系セットから可能となりましたので、せっかくならと②の点灯パターンの種別をチョイスした、という訳です。

個人的にはこの通過標識灯の点灯/消灯ギミックが最も楽しみにしていた部分でして、実際にスイッチの切り替えをしては点灯・・・という感じでしばらく遊んでいたのですが、これは素直にいいね!と思いました(笑)

もし今後、6000系や7000系、9000系といった過去に塗装済キット→完成品として発売されたラインナップもリニューアルされることがあるのであれば、こちらのギミックは継続していただきたいですね。

京阪7200系 鉄道模型

さてそれ以外の加工部分としましては(これまたいつもどおりですが)パンタグラフの集電シューのホーン先端部分の色差しと、クーラーのメッシュ部分の墨入れを施工ー。

・・・施工した後に言うのもなんですが、塗装済キット時代では別パーツだった避雷器が今回のリニューアル完成品では屋根板と一体のモールドになっていますので、こちらもヒューズボックスと一緒に色差しをしてもよかったですね。後日追加で施工しようと思います(笑)


ということでひととおりの加工と紹介を終えましたので、次回こそは塗装済キット時代の製品と比較してまいりますー。


→次回へ続く