2022年9月の京阪遠征③ーSANZEN-HIROBAの「今」を記録ー (2022年9月25日)
中書島駅での撮影を終えてお次にやってまいりましたのは樟葉駅ー・・・の前にありますKUZUHA MALL(くずはモール)。
向かいましたのはもちろん、先代の3000系(3505号車)が展示されているSANZEN-HIROBA。
今回訪れましたのは、物販会といったイベント目的という訳ではなく、単純に現在のSANZEN-HIROBAの様子を記録しておきたい、ということでやってきたのでした。
といいますのは、今年の7月下旬に京阪電鉄から公式リリースされましたこちらの記事(https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/220728_keihan.pdf)に記載されているとおり、来年3月(予定)に大きく生まれ変わろうとしてるからです。
ということで、普段では撮らないようなアングルからSANZEN-HIROBAを撮影―。
現在は催事やイベント用のスペースとして、画像のように広い空間が確保されていますが、こちらの一角(※おそらく上の画像右側、下の画像は左側)になんと、昨年9月に惜しまれつつ引退した5000系のトップナンバー編成の京都方先頭車(5551号車)が保存されるとのこと!
ただしスペース的な問題、あるいは搬入・設置等の問題のため???か、3505号車のように1両まるまるではなく、保存されるのは約半両分とはいうものの、写真などでしか見ることができなかった1970年デビュー時の姿に復刻されるうえ、さらに5000系最大の名物?ともいえる座席昇降も可能な状態で保存されるというのですから、話に聞くだけでも感動ものです(笑)
最終的にどんな感じで展示され、どのような感じで見学できるのかはわかりませんが、今から楽しみですね。
さてアングルを変えまして、今度は8000系・2600系運転シミュレータ周辺から撮影ー。
このエリアも手が加えられるようでして、こちらの場所には2600系の先頭部分のカットモデル(※こちらもおそらく、上の画像右側&下の画像は左側)が設置されるそうです。
・・・おそらく先日廃車になり、夜間に淀車庫から寝屋川車庫へモーターカーでプッシュプル輸送された2601Fの京都方先頭車(2601号車)が該当かと思いますが、5000系に加え、まさか2600系までSANZEN-HIROBAの仲間に加わることになろうとは全く思ってもいませんでした。
ただ2600系0番台の車体は、これまた京阪電鉄にとって、屈指の名車である2000系「スーパーカー」から流用されたものですから、保存されるのも納得が行きます。
また、個人的には8000系のシミュレータは先頭部分のモックアップがあるのに対し、2600系は簡易的な?運転台しかない(※ただしこちらは運転区間をいくつか選べるうえ、遊べる時間も長いので、運転する分には2600系シミュレータの方がオススメです。)ので、2600系先頭部分の設置はシミュレータエリアを彩る最高の追加展示物かなと思います。
こちらも最終的にどんな感じで展示されるのか、いまから楽しみですね。
来年3月に迎える10周年に向けて、大きく変化しようとしているKUZUHA MALLのSANZEN-HIROBA。
今後、工事のため一時的に閉鎖ということもあるでしょうが、その時の様子(※といってもシャッターが下りている様子か、工事用の間仕切りを撮るだけになるかと思いますが。)も見に来たいなと思いつつ、後にするのでした。
⇒次回へ続く