ひととおり工場内の見学を終えました後は、こちらも毎回お馴染み&人気の高い「洗車でGO!」体験へ向かう・・・前に、構内に留置されている車両たちを確認ー。

京阪 ファミリーレールフェア

今回は・・・やはりと言いますか、6000系ばかりいるな、という印象でした。

以前の記事でも書きましたが、今年3月下旬のダイヤ改正で13000系の4両編成による営業列車が大幅に増加ー、その影響で土休日ダイヤでのデータイム時間帯における8両編成ロングシート車=6000系の運用はなくなりました。(※以前のダイヤでは中之島ー枚方市間の各駅停車に充当されていました。)

4両編成を大量に導入するくらい沿線利用客が減っている=8両編成を走らせるほどの需要はないと言われればそれまでなのですが、せっかく全14編成をリニューアルしたのですから、ちょっと6000系の使い道がもったいない?とも思うのでした。

また6000系の中に紛れる?ような形で、役目を終え最後の時(=解体)を待つ2600系30番台(2633F・2634F)の姿も見られました。

2600系30番台は既に全廃となった0番台と違い、完全新造車(※0番台は2000系からの改造車)+世代的にも6000系とほとんど変わらないのですが、大規模な更新工事は施されないまま廃車となるようですね。ほぼ原形に近い形のまま廃車となるのは京阪電鉄の中では珍しい?ような気はします。

ま、なんにせよ2600系30番台であろうと6000系であろうとお目にかかれる機会(※既に十分ありましたが)があれば乗る、撮るなどなどしたいなと思います。

京阪 ファミリーレールフェア

と、いうことで構内をひととおり見終わったあとはいよいよ「洗車でGO!」体験へー。

今回も13000系20番台(2022年:13024F ⇒ 2023年:13027F ⇒ 今回:13021F)が充当されておりまして、いつもながらたくさんの来場者の方たちを乗せて洗浄線を行ったり来たりしておりました。

ちなみに「洗車でGO!」体験に充当される編成は珍しい組み合わせの種別+行先が表示されるので、今年は乗車待機列に並んで実際に乗り込むまでの合間に撮影したところ、【臨時準急 香里園】と【快速特急 宇治】の表示が見られました。

いずれも普段では見られない組み合わせですが、個人的には【快速特急 洛楽】ではない、ただの【快速特急】表示が見られたのが嬉しかったですね。ましてや宇治行きというのが(7両編成は入線できませんが)なおさら熱かったですね(笑)



さて13021Fに乗車しまして「洗車でGO!」体験を終えた後は、閉場時間も近づいてきましたので会場入口の方へ向かいつつ、今回個人的には一番見たかったゾーンへー。

京阪 ファミリーレールフェア

それがこちら、屋外の作業場でした。

今回は8000系(8003F)と3000系(3003F)がそれぞれ編成を分割のうえ、留置されておりました。

8000系の方は補助電源装置などの一部床下機器の更新や種別・行先表示器のフルカラーLED化といった部分的なリニューアル工事のため入場中でして、車体修繕中(外板の研磨・パテ盛り当)の様子が見られました。

8003Fが出場しますと、工事未施工の編成は8001Fと8007Fの2本を残すのみとなりますが、私の勝手な予想では次は【大阪・関西万博】の終了とともに、現在ラッピング編成となっている8007Fが入場するのでは?と思っておりますが、引き続き動向を追いたいと思います。

一方3000系の方はと言いますと、おそらく今年度に予定されているプレミアムカーの連結1両⇒2両化に伴う改造工事中だったものと思われます。

プレミアムカー2両化に伴い、編成組成的に簡易運転台が設置されている車両や中間電動車に必ず影響が出るので、それに関連した工事がなにかしら必要となるはずなのですが、パッと見てみた限りでは確証は得られませんでした。(単に隣にいた8000系に夢中だっただけ?)

ただそう遠くないうちに新しい?編成スタイルの3000系は見られるようになりますので、実際に走りはじめてからまた改めて観察をしたいと思います。



ということで、今年もファミリーレールフェアを存分に満喫することができました。
来年以降も運よく私自身が抽選に当たる or お声をかけて貰える暁には、ぜひまた訪れたいと思います。

また年々スタートが遅くなってはおりますが、2025年も大阪・関西万博開催期間中のダイヤ、3000系のプレミアムカー2両化、本線系統のワンマン運転拡大など、話題はまだまだたくさんありますので、何度か京阪電鉄の沿線に訪れて活動をしたいなと思います。


ーおしまいー